2013年9月18日水曜日

トロンの制作にも携わったDaft Pankが最新ミュージックビデオをリリース



ダフトパンクは知らなくても、あのアメリカのSFアクション映画「トロン:レガシー」のことは知っている方も多いのではないでしょうか。彼はトロンの音楽制作に関わったことでも有名なんです。

そんな彼らが今年9番目となるアルバムRandom Access Memoriesをリリースしました。そのアルバムで初となるオフィシャルビデオが公開されました。

今回はそのビデオと彼らの生い立ち、RAMがどれだけ他のアルバムと違うかを紹介します。




Daft Punkってなに?


ダフト・パンクDaft Punk)は、フランス出身のハウス/フィルターハウス/エレクトロデュオである。1987年、パリの学生だったトーマとギ=マニュエルが知り合い、2人ともロックソウル・ミュージックに興味を持っていたために意気投合した1990年には「ダーリン」というバンドを結成し、 ステレオラブレーベルから数曲をリリースした。引用:ウィキペディアーダフトパンク
フランス出身だったんですね!知りませんでした。ステレオラブとはロンドンのミュージックバンドだそうです。


名前の由来はイギリス音楽誌のコメント


ある日、このステレオラブの前座を務めたダーリンに対して、イギリスの音楽誌メロディ・メーカー(en:Melody Maker)は、レビューで「ダフト(愚かな)パンク」と酷評。ところが2人はこの言葉を気に入り、自分たちの新たなユニット名にする。引用:ウィキペディアーダフトパンク

まさか自分たちへの批判を気に入って名前にしてしまうとは粋ですね!(笑)

先日レディガガが自身への批判を新アルバムの宣伝として利用してしまうということが話題になりましたが、海外では批評されることがなれっこなんでしょうね。痛烈な批判をジョークで返せるような心の余裕と揺るぎない自信を持つ事って大事な事ですよね。

トロンから3年ぶりの新アルバムRAMのLose Yourself To Danceへ初のミュージックビデオを公開

ダフトパンクといえば、2001年のディスカバリーが印象に残っている方も多いのではないでしょうか。最近AUのテレビCMで利用されたワンモアタイム[One More Time]やカニエウェストのアルバム、グラデュエーションの中の一曲Strongerにも影響を与えたHarder, Better, Faster, Strongerなどノリノリのクラブトラックが収録されていました。

しかし、今回のRandom Access Memoriesは全く違う印象になっています。落ち着いたレトロな曲が多い感じです。
(今回のアルバムは)「ディスカバリー」のようなアッパーなアルバムとは言えず、失望したファンも少なくはないだろう。が、ダフト・パンクがいつかこのような形をとる、というのは予想できないことではなかった。(...中略)自分達の手で自分がサンプリングしてきた偉大な作品を作り上げたいという欲が出るのは殊更不思議なことではない。マスクで顔を覆い、ロボットを自称してきた彼らが自分たちの人間的な部分を果敢にもさらけ出そうとする、その営みが収められているのだ。引用:TADATAN:Random Access Memories
サンプリングとは楽器の演奏を録音して利用する事です。最近の音楽は皆、楽器で実際に演奏した音を録音して、それをコンピューター上で切ったり貼ったりしてつなげて1つの音楽を作っています。

しかしダフトパンクは今回のアルバムでほぼ全ての曲をミュージシャンを呼んでナマの音源で収録するというテクノアーティストでは型破りなことをやってのけました。ある意味業界の常識を打ち破ったといえるかもしれません。

コラボレーションの対象となるミュージシャンは、僕たちが敬愛していて、最高だと思う人たちをランダムに、または友情や日頃の繋がりを基本として、自然な流れで人選したよ。もちろん、根底にあるのは僕たちが愛する音楽だね。引用:tower records:daft punk random access memories
そんなアルバムRAMの中の一曲でファレルウィリアムスとFeatのLose Yourself to Danceのオフィシャルビデオが公開されました。これはRAMの中では初のミュージックビデオです。ぜひご覧下さい。




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